こんにちは!486です!
今回は韓国の南東部で秋冬シーズンに最もおススメするサーフポイント迎日湾(ヨンイルマン)新港について紹介していきます
迎日湾はその名の通り、韓国本土で最も早く日の出を迎えるところでこのポイントはその湾の入り口に位置します
浦項地域でいくつかポイントがある中で最も波のクオリティが良いポイントで韓国で代表的なポイントの一つになります
私自身、秋冬シーズンになるほぼ毎週訪問するポイントで、7年間くらい通っています
ヨンイルマン新港はどんなポイント?
- 北東スウェルをほぼ直接うける
- シーズンは10月~5月
- ショルダーの張った高クオリティな波が多い
北極海から降りてくる寒流が地形的な影響を受ける事なく、そのままスウェルとして入るポイントになります
干潮満潮の差が大きくない為、ほぼ1日潮の満ち引きによる影響を受ける事なくサーフィンができます
ポイントの注意点
- ショートボードとロングボードで波待ち位置が異なる
- 見た目より大きな波が入っている事が多い
- 浅瀬部(海に入ってすぐあたり)に岩があるのでケガに注意
- 防波堤より後ろで波が割れている場合は強いカレント※1に注意
※1:カレント
⇒離岸流ともいいます。その名の通り、岸から離れて沖に流される潮の流れを指し、時に危険を伴います。
このポイントは波待ち位置がショートボードとロングボードで異なっています
ビーチから向かって右側がショートボード
向かって左側がロングボードになります
又、このポイントは防波堤に沿ってカレント(矢印方向)が発生しています
黄色の矢印までは沖に出る為の強い味方ですが、防波堤の後ろで割れてくると一気に沖に流された後に横に(左右の赤矢印方向)流される事がありますので、このポイントに慣れていない方がオーバーヘッド時に海に入る際は注意しましょう
ちなみに波サイズの判断基準はテトラポットの始まりあたり(青ライン)で波が割れている場合は胸サイズ
防波堤の後ろで波が割れている場合はオーバーヘッドとなります、その間で割れている時はだいたい肩頭サイズになります
ヨンイルマン新港へどこにある?
現地でこのポイントを新港湾(シナンマン)であったり、迎日湾港(ヨンイルマンハン)と呼んだりすることが多いので忘れられがちですが、このポイントは“용한리(ヨンハンリ)”海水浴場という名前がついています
漢字では“興海邑”と書いて“ヨンハンリ”と読みます
他地方から通っている現地ビジターサーファーも知らなかったりします
このポイントは公共交通機関があまり発達していない事もあり、
時間がかかってしまうので最寄りの駅や空港からの移動はレンタカーやタクシーでの移動をおススメします
- 大邸(デグ)国際空港から ⇒ 車で約1時間、タクシー費用は80,000won(約8,000円)程度
- 金海(金海)国際空港から ⇒ 車で約2時間、タクシー費用は130,000won(約13,000円)程度
鉄道で訪問される方であれば、浦項(ポハン)駅からが最も近いです
ヨンイルマン新港はどうやって波を当てる
- スウェルが北東になっていること
- 波の高さが0.6m以上
- ピリオド(波の周期)が6以上
Windguru
Windguruに登録されているポイントがあるのでスポット検索から“Pohang Beach”で確認する事が可能です
風の強さ/波の高さ/潮の満ち引き等のリアルタイムデータを抜粋して以下に貼り付けておきます
さらに詳細な情報が必要な方はリンクも貼り付けておくので参考にしてみてください
Windy
ヨンイルマン新港のWindy情報を貼り付けています
うねり方向での設定をしていますのでリアルタイムでのうねり方向をわかりやすくしています
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は冬季のサーフィン名所である迎日湾(ヨンイルマン)新港ポイントについて紹介させて頂きました
このポイントは韓国南東部の冬季サーフィンでは最高のポイントになります
シーズン中は1週間の半分以上波があるポイントです
波のサイズが簡単に大きくなりやすいので、その部分が逆に注意ですね
また、韓国のサーフィンポイントには珍しくすこしローカリズムがあるポイントです
といっても一般的なサーフィンルールを守っていれば特に問題はありません
あとは記事の中でも触れましたがボード毎の波待ち位置に注意して頂ければトラブルにはなりません
私が冬季サーフィンにハマるきっかけになったポイントになります
それぐらい波がいいので気になったかたは公共交通機関のアクセスはよくないですが、ぜひ参考にして頂ければと思います
それでは!!