- 海外での長期滞在、日本の電話番号を維持したい
- 海外でも利用できる最適な日本のスマホプランは?
- 海外滞在時に無駄なスマホ料金を払いたくない
急な海外生活、長い間使ってきた日本の電話番号を解約するのはもったいないですよね。かといって毎月無駄なお金も払いたくありません。
私も同じ悩みを抱えていました。
解約も考えましたが、高校時代から維持した電話番号をなくせず。
結局は海外滞在中、10年以上も維持したので50万円は使いました。
いまは最終的に楽天モバイルを選択しました。海外でも通話、SMS、データ通信ができる上に使い方次第では“無料”で日本の電話番号を維持ができます。
当然、電話番号は高校時代から使っているものを維持しています。
今回は楽天モバイルは海外でどれだけ使えるのか?実際の利用経験を盛り込みながらに紹介します。海外赴任中、海外長期滞在などで日本の電話番号の取り扱いに悩んでいる方。お金を無駄に使う前に、是非参考して頂ければ幸いです。
【5選】海外赴任者に楽天モバイルをおススメする理由
本当にこれだけ海外で使えるスマホプランがあります。海外在住者が日本の電話番号を「残す」「残さない」で悩む必要がないです。
楽天モバイルの仕様は海外生活をされる方に優しいです。
私が海外滞在中に日本の電話番号を残している理由は以下の記事でも紹介しています。
\海外滞在中におトクに電話番号を残せる/
日本の携帯電話を無料で維持。海外でも1GB以下は“0円”!
楽天モバイルの魅力は使用しなければ基本料金が無料なところです。キャリアの通常プランであれば、基本料金がかかり、使用していない回線についても数千円の料金が発生していました。
大手キャリアの場合、電話番号を最安値で維持するには一時休止という選択肢があります。しかし、一時休止をすると通話もSMSもできない上に数千円の手数料に追加して、毎月数百円の費用がかかります。
楽天モバイルはデータ通信量が1GB未満であればかかりません。つまり、海外でサブ番号として回線を残した場合、通話/SMS/データ通信が使える生きた電話番号を基本無料で残せます。
実際に楽天モバイルを“0円”で運用するためのポイントを以下の記事で紹介しています。
楽天リンクの使用で日本への電話が無料
RakutenLink(以下、楽天リンク)は楽天モバイルが提供する“通話かけ放題”のスマホ用アプリになります。
楽天リンクを使用すれば、日本国内の通話はもちろん。海外から日本への通話が無料です。対象は海外指定66の国と地域になります。
それ以外の地域はWifi環境であれば通話が可能です。Wifi環境による利用を含めると243の国・地域から通話ができます。
楽天リンク同士の通話は当然無料で使えます。しかも、楽天リンクの魅力は日本へかける場合、楽天リンクを使用していない電話番号にかけても通話料金“無料”です。
海外にいても日本のサービスに通話する機会があります。クレジットカードや銀行、保険の手続きなどです。サービスに電話する際にオペレーターにつながるまでの待機時間が10分以上になることもよくあります。
気づいたら通話料金で高額請求になっていることも
そんな時、楽天リンクを使えば海外から日本への無料通話ができるよ
日本への発信 | 海外への発信 | 日本での着信 | 海外での着信 | 楽天リンクの詳細 (公式サイト) | |
Android | 無料 | 国・地域別従量課金 | 無料 | 無料 | 詳細を見る |
iOS | 無料 | 国・地域別従量課金 | RakutenLinkでは着信できない | RakutenLinkでは着信できない | 詳細を見る |
日本から海外、海外から海外にかける場合や海外で電話を受ける場合は国・地域別従量課金がかかります。
楽天モバイルが使える国・地域。各国・地域の利用料金について以下の記事でまとめています。
楽天リンクの国際通話かけ放題
楽天リンクを使用しても海外から日本以外の地域に電話する場合は、通話料金がかります。楽天リンクを利用して積極的に海外へ電話をされる方は、月額980円の国際通話かけ放題もおススメです。
iphoneをご利用中の方は着信が楽天リンクではなく、標準OSの電話アプリに着信が入ります。
海外にいても日本の携帯電話でSMSの送受信ができる
日本のサービスを利用する際に、SMS認証を要求するサービスも多いです。その為だけに日本の番号が必要という方もいます。
楽天モバイルは海外でもSMS送受信も問題なく行えます。SMS認証も可能です。
SMS認証については以下の記事でも紹介しています。
海外でのSMS受信は無料です。送信も楽天リンクを使用することで指定国・地域からのSMS送信が無料になります。
iphoneをご利用の方は楽天リンクでのSMS送受信ができません。送受信はiOS標準のメッセージアプリとなりますが海外での使用自体には問題ありません。受信は無料ですが、海外からSMSを送信する際には100円/全角70文字の送信料がかかります。
海外でも使える楽天モバイルのSMSについて、以下の記事でも紹介しています。
海外でデータ通信が2GB/月までできる
楽天モバイルは追加料金なしで海外73の国と地域でデータ通信を提供しています。
海外でデータ通信を行う場合は2GB/月までは速度制限なしに使用する事が可能です。2GB以降は低速モードとはなりますが、回線使用ができなくなることはありません。
2GB以上の使用を行う場合は1GBあたり500円(非課税)でデータの追加購入も可能です。
楽天モバイルの海外データローミングについては以下の記事でも紹介しています。
日本帰国時にすぐ使える携帯電話
日本帰国時、プリペイドSIMを購入して差し替えしたりは面倒です。楽天モバイルは日本に到着して電源を入れた瞬間から電話/データ通信の使用が可能です。
楽天モバイルはデータ通信をいくら使っても最大が税込3,728円だよ。
日本国内ならデザリングでもガンガン使えるよね。
デザリングでここまで使っている人もいてびっくり!!
楽天モバイル、ごめんな。 https://t.co/1W8CHDPJ6K pic.twitter.com/eQvzComLI5
— 𝕞𝕚𝕟𝕠𝟟𝕣𝟠𝟞 (@Kyomu882) March 31, 2022
それだけではありません。日本以外の海外に旅行にいくときも楽天モバイルなら対象国であれば面倒な手続きなしに電話/SMS/データ通信ができます。
実は、私も日本に帰れない状態が続いていたので海外から契約手続きしました。
本当に海外赴任中に日本の携帯電話を使える!
わたし自身、海外で楽天モバイルを利用させていただいております。使用には問題なくむしろ快適です。
ここでは実際に使用して感じた内容をピックアップして紹介します。
楽天リンクを使用すれば日本との通話は無料ですし、SMSの使用もSMS認証が中心であれば受信のみですので無料です。
データ通信を利用して個人的なネットサーフィンをしても1GBを超えなければ無料で利用できます。容量さえ気を付けていれば、海外でも普通に動画視聴ができる回線速度です。
本当に日本への国際通話が無料
実際に楽天リンクを利用して海外から日本へ電話をかけてみました。1時間の通話時間でしたが料金が発生しませんでした。
海外から滞在先の電話番号に電話したり、滞在先から日本以外の他の海外に電話をかけなければ費用が発生はありません。
iphoneの場合は、着信がiOS標準電話アプリに入るのでそのまま電話に出ると通話料が発生します。その部分については注意が必要です。
海外でも問題なく日本の携帯電話でSMS送受信
海外でのSMS認証で主に利用しています。タイムラグなしで受信ができます。
現地のサービスを利用する際には現地スマホでSMS認証も行いますが、感覚的な差もないです。
iphoneの場合、iOS標準メッセージアプリへの受信になりますのでSMS送信時には料金(100円/70文字)がかかります。しかし、SMS受信のみで利用する場合は無料で利用できます。
海外でのデータ通信速度も不満なし
実際に海外(韓国)でのデータ通信速度を測定してみました。場所によって多少速度は異なりますが、動画視聴に不便を感じませんでした。
海外でのサブ携帯として使用される方は低速モードでの使用をおススメします。低速モードにしておく事でパートナー回線(海外)の容量を消費しなくなります。
低速モードにすると、速度が遅い為に動画視聴や快適なネットサーフィンはできません。しかし、低速モードでも通知やメッセージ等のテキストでのやり取りは問題なく使用できます。
楽天モバイルの海外データローミングを実際使ったときの注意点や使い心地も書いているので参考にしてください。
低速モードの設定方法
低速モードは“my楽天モバイル”のホーム画面から設定する事が可能です。
- STEP1my楽天モバイルにログインご利用のスマホに「my楽天モバイル」のアプリを設置し、ログインします。
- STEP2ホーム画面を選択ホーム画面を選択した、下にスワイプして「高速データ容量」の項目の中にある【データ高速モード】までおりてきます。
- STEP3【データ高速モード】の切替【データ高速モード】のスイッチをタップして切替します。スイッチをオフに切り替える事で低速モードに切り替わります。
- STEP4低速モード設定完了
my 楽天モバイル
Rakuten Mobile, Inc.無料posted withアプリーチ
\海外滞在中におトクに電話番号を残せる/
iphoneで楽天モバイルを利用時の注意点
海外でiphone6sを使用して楽天モバイルを利用してみました。楽天モバイルでは公式でiphone6s以降の動作を保証しています。
日本のSIMロックがかかった製品は公式で動作確認されています。今回は海外のSIMロックがかかったiphoneをロック解除して楽天モバイルを開通させました。
- 無料で日本の電話番号を維持
- RakutenLinkを使用した日本への無料通話
- SMSの無料受信
- 海外66の国と地域でのデータ通信
iphone6S以降のiphoneであれば、海外で楽天モバイルを問題なく利用できます。
ただし、iphoneで楽天モバイルを利用する際の注意点として、2つあります。
- RakutenLinkでの着信ができない
- SMS送受信はOS標準アプリでのみ利用可能
iphoneでは楽天リンクでの着信ができない
楽天モバイルでは楽天リンクを利用した日本との発着信は海外でも無料です。
しかし、日本国内でもそうですが、海外でもiphoneでは着信が楽天リンクへ入りません。日本国内同様に着信はiOSの標準電話アプリに着信が入ります。そのまま通話をすると国・地域別従量課金制で通話料金がかかります。
iOS標準アプリへの着信に対して、日本の電話番号へ楽天リンクでかけ直す場合は通話料金は無料です。iphoneでも『楽天リンク』からの発信は問題なく利用できます。
標準アプリへの着信履歴は楽天リンクへ反映されません。
着信のあった電話番号にかけ直す際には、楽天リンク側で電話番号に入力が必要です。もしくは、iOS標準アプリの着信履歴からコピーして貼り付ける必要があります。
面倒な作業ですが、日本への発信が無料でできるのでそちらの魅力が大きいです。楽天リンクでの着信が必要な場合は楽天モバイル対応のAndoroid機種をおススメします。
iphoneでは楽天リンクでのSMS送受信ができない
楽天リンクではWifiを活用する事で世界223の国・地域からのSMS送受信ができます。しかしiphoneの場合、着信同様に楽天リンクからのSMS送受信ができません。
iOS標準のメッセージアプリによる送受信になります。 海外からiOS標準アプリでSMS送信を行うと100円/全角70文字かかります。
iOS標準アプリでのSMS受信は世界72の国地域で対応しています。iOS標準アプリでのSMS送信は69の国・地域での対応です。
楽天モバイルをサブ回線として使用時の注意点
楽天モバイルは海外での使い勝手がよく、基本無料での維持が可能です。楽天モバイルをサブ回線で残す選択をされる方も多いです。
ただし、楽天モバイルは180日間の回線利用が認められなければ回線自体が利用停止になってしまいます。
- 海外でスマホ契約し、楽天モバイルは帰国時のみに使用(180日以上帰国しない場合)
- RakutenLinkを利用して日本への無料通話のみ使用
- SMS認証の為に、楽天モバイル回線でのSMS受信のみ利用
これらの使用例はいずれも楽天モバイルが示す回線利用には該当しません。180日間の利用がなければ自動的に回線停止となってしまいます。海外で回線利用を楽天モバイル側に認識させるにはパートナー回線側の利用が必須になります。
- 海外でのデータ通信
- 海外からのSMS送信(100円/通)
- 海外からのRakutenLinkを使用しない通話(国・地域別従量課金)
海外に滞在されている場合は1GBまでは無料で使用できるデータ通信がおススメです。
⋙海外在住者│必見!【楽天モバイル】0円生活は半年間限定?利用停止の基準を解説
契約するならどちらのSIMがいい?
スマホへ契約者の情報が入ったSIMに入れることで電話番号と紐づけています。対応機種によって異なりますが、楽天モバイルはSIMの種類を“nanoSIM”と“eSIM”から選べます。
“nanoSIM”はカード上でスマホに実際に差し込む事で認識させて使用。
“eSIM”はスマホ自体にSIMが内蔵されています。内臓された“eSIM”に契約者の電話番号情報をダウンロードで読み込ませることで使用できます。
“nanoSIM”と“eSIM”の切替はいつでも無料で楽天モバイルアプリから対応可能です。あなたが使い勝手がいい方を選んで問題ありません。ちなみに「iphoneXS」以降のiphoneは“nanoSIM”と“eSIM”の両方を搭載しています。
現地で海外のSIMを契約している方は海外側を“nanoSIM”で利用して、サブ回線として楽天モバイルを“eSIM”で利用されている方が多いです。
そうする事で、一台のスマホで“海外”と“日本”2つの電話番号を利用できます。
機種変更を面倒な手続きなしに進めたい方はnanoSIMがおススメ
楽天モバイルのSIMを別の対応機種に変更したい時、“nanoSIM”は入れ替えのみですぐに機種変更できます。
SIM入替後は必ず一度発信をしておきましょう
nanoSIMを入れ替えた直後は回線が開通していません。その為、電話をかけても「おかけになった電話番号は現在使われておりません」と、アナウンスが流れてしまいます。
一度、「楽天リンク」から任意の電話番号に発信する事で回線を開通させる事ができます。
“nanoSIM”の難点としてはnanoSIM単体もしくは開通させたスマホの郵送が必要になる事です。すでに海外に滞在されている場合、一時帰国時に契約をするか、家族もしくは友人の協力が必須となります。
海外SIMカードを使いたい方はeSIMがおススメ
- SIMカードの受取/差替えが不要
- オンラインでSIM情報を書き込み
海外のSIMカードを1つのスマホで使いたい方は“eSIM”がおススメです。海外での機種変更についても「my楽天モバイル」から“eSIM”の再発行を行う事で対応する事ができます。
機種変更時のSIMカード交換作業が面倒に感じる方や、オンラインでの作業を負担に感じられない方は“eSIM”でのご利用をすすめます。
海外からでも契約できる?楽天モバイル契約方法
- 日本の運転免許証orマイナンバーカード
- クレジットカード
本人証明ができる確認書類と決済用のクレジットカードがあれば楽天モバイルに申し込むことができます。eKYCを使用する事で海外滞在時でも申し込みがスムーズです。実際に私はeKYCを使用して海外から申し込みを行いました。
eSIM対応のスマホであればeKYCとの併用で最短開通が可能になります。eSIMとはスマホ内臓型のSIMになります。
eSIMへはオンラインでのSIM情報書込を行います。開通にはWifi等のネット環境が必要になりますのでご注意ください。
楽天モバイル契約後、対応機種であれば海外での機種変更が可能です。SIMカードを他機種へ入れ替えることで、回線につなぐことができます。eSIMを選択した場合でも“my楽天モバイル”アプリから手続きを行う事で海外での機種変更ができます。
海外滞在中の契約でも楽天ポイントの回収ができる?
海外滞在中に契約した場合に特典の楽天ポイントが反映されるのか?重要な部分です。
結論から言うと海外からの契約でも問題なく、ポイント回収する事が可能です。
ポイント付与条件は楽天モバイルを開通させたスマホから、「RakutenLINK」を用いた発信で10秒以上の通話が必要です。
RakutenLinkからの発信は日本国内からに限ったものではありません。海外からの「RakutenLink」経由の発信でも承認されました。私の場合は、海外から日本にRakutenLinkでの発信を行いました。発信先は海外でも構いませんが、海外への発信は通話料金がかかるので日本への発信をおススメします。
海外で本当に使えるか不安な方は新規番号取得!
すでに海外に滞在されている方の中には、すでに他社で日本の電話番号を維持されている方もいると思います。楽天モバイルを利用したいけど、急にMNPで乗り換えは不安に感じるのは当然です。
まずは新規番号取得という形で楽天モバイルをお試ししてみるのがおススメです。
新規番号取得時にポイントを得た場合は、あとでMNPをした際にポイントが加算されませんので注意してください。
新規番号・MNPした番号関係なく、契約者1人につき1回線分の番号はデータ通信1GB以下無料の対象になります。
\海外滞在中におトクに電話番号を残せる/