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低速モードでも意外に使える?【楽天モバイル】のデータローミングを海外でつかってみた

どうも、海外で楽天モバイルのデータローミングを愛用している486です。

  • 海外でのデータローミングは不安
  • 楽天モバイルの海外データ通信は本当に使えるの?
  • 海外での低速モードはどんな使い心地か気になる

海外でデータ通信すると、高額請求がきてしまうかもしれないと不安になりますよね。実際に3大キャリアで海外データローミングを使うと唖然とする高額請求がくる方も少なくありません。

この記事では海外での楽天モバイルを使ったデータ通信の使い心地を解説します。

記事を参考にすれば不安を感じず、楽天モバイルのデータローミングを有効活用できます。

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楽天モバイルの海外データローミングは高額請求がこない仕組みです。仕組みを知って海外データローミングを活用しましょう。

楽天モバイルの海外データローミング

楽天モバイルは海外指定66の国と地域で使えます。海外データローミングのみに限ると海外73の国と地域で利用が可能です。

データ通信ができる地域を地図にまとめました。

使いたい地域を選択すると、通話料などの情報も確認できます。

楽天モバイルで使える海外データローミングの特長は以下です。

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2GBまでの高速データ通信ですが、海外データローミングでも「YouTubeの視聴」から「Zoom会議」まで、快適に使用できます。

海外データローミングも1GBまで無料

楽天モバイルへの問い合わせ

楽天モバイルのプランはデータ利用量に従って、1GB未満のデータ通信量であれば無料です。対象となるデータ通信は海外データローミングであっても同様で、1GB未満は無料で使用できます。

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基本料金が決まるデータ利用料の基準は日本国内と同じです。

  • ~1GBまで   0円
  • 1GB~3GB   980円(税込1,078円)
  • 3GB~20GB 1,980円(税込2,178円)
  • 20GB以上  2,980円(税込3,278円)

高速モードは2GBまで

楽天モバイルへの問い合わせ

楽天モバイルの海外データローミングは“2GB”まで使用できます。

海外で2GBをフルに使用した場合の請求は980円(税込1,078円)です。2GBを超えると速度制限がかかり、128Kbpsの速度になります。

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2GB以上の高速データ通信を行いたい場合、データチャージができます。データチャージは1GB 500円(海外は消費税なし)です。

2GB以降は低速モードで使用できる

楽天モバイルの海外データローミングは高速モードでのデータ利用量が2GB/月を超えると低速モードになります。逆に言えば低速モードであれば、無制限で使用できます。

高速モードのスイッチをタップすることで、低速モードへの切り替えもできます。低速モードにするとパートナー回線のデータ消費が発生しません

ただし、低速モードは公表速度は128Kbpsです。128Kbpsを一般的な単位「バイト」に換算すると1秒間に16キロバイトの通信ができる速度です。

目安となる使用用途を以下の表にまとめました。

時間データ量目安
1秒間16KBテキスト5000文字
1分間960KBSpotify標準音質
1時間57.6MBYouTube低画質(144ps)が約120MB/時間
24時間1.38GB
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128Kbpsの速度はテキストが問題なく使え、音声がギリギリ使えるレベルとなります。

海外データローミング│使用時の注意点

楽天モバイルの海外データローミングには高額請求はありません。海外データローミングを使用する上で、知っておきたい注意点がありますので解説します。

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楽天モバイルの海外データローミングを使用する時に知っておきたい注意点は以下です。

順番に説明していきます。

低速モードもデータ利用量にカウントされる

低速モードにするとパートナー回線のデータが減りません。これは日本国内も海外も同様です。

しかし、低速モードでもRakuten UN-LIMIT VIのデータ利用量はカウントされます。

月額料金はカウントされたデータ利用量に従って請求されます。

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低速モードを使用していても1GBを超えれば、980円(税込1,078円)。3GBを超えれば1,980円(税込2,178円)が請求されます。

データ利用量3GB以上には注意

3GBを超えると1,980円(税込2,178円)かかります。3GB越えは20GBまで同一料金ですが、海外の低速モードは128Kbpsなのでデータの大量消費はできません

速度が128Kbpsの場合、丸一日(24時間)つなぎっぱなしで約1.38GBを消費します。無理すれば一カ月で20GB使えますが、現実的ではありません。

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せっかく20GBまで使える料金を払って、20GBまで使えないのはもったいないですからね。

普段日本国内で楽天モバイルのデータ通信を3GB以上使っている方は気にする必要はありません。海外旅行中にデータローミングを3GB以上使っても料金は変わらないです。

3GB以上20GB未満で1,980円(税込2,178円)、20GB以上は無制限で2,980円(税込3,278円)です。

海外在住の方はもったいないのでデータローミングの使用量が3GB以上にならない様に注意しましょう。

データチャージがお得

海外在住の方で、1GB以上のデータローミングを行いたい場合、データチャージがお得です。

海外でのデータチャージ料金は1GB 500円(消費税なし)になります。データチャージは楽天モバイルのデータ利用量にはカウントされません。

例えば1GB以上2GB未満のデータローミングをする場合、1GBのデータチャージを行えば請求金額は500円(消費税)のみです。

本来、1GB以上2GB未満のデータローミングであれば基本料金は980円(税込1,078円)です。1GBのデータチャージを行うと500円以上、安くなります。

データチャージは「My楽天モバイル」の“ホーム画面”から行えます。

国内と海外があるので「海外」でのデータローミングで使いたい場合は必ず“海外”を選択してください。使いたい容量を選択して、データチャージをします。

データ利用量表示には時間差がある

データ利用量は「My楽天モバイル」のホーム画面から確認できます。下にスクロールすると出てくる円グラフです。

データ利用量を確認しているとデータ利用量の表示に時間差があることに気付きます。データ利用直後は反映されません。

写真は左から「データ使用前」「データ使用直後」「データ使用後(数時間経過)」したものです。「データ使用前」と「データ使用直後」はデータ利用量に変化がなく、「データ使用後(数時間経過)」してから利用量が反映されています。

そして同じ利用量でも微妙に誤差があります。

同じ日にキャプチャした写真です。いずれも利用量は1.00GBなのですが円グラフの円形ゲージの色が『緑(0円)』から『青(0円)』に切り替わっています。

データ利用量には“時間差”と“誤差”があることを踏まえて、あまりギリギリまで使わないようにしましょう。

低速モードの場合、目安として最低でも「0.03GB」は残しておきたいです。タッチの差で請求がきてしまったらもったいないですからね。

ギリギリまで使い切ったら「海外ローミング(データ通信)」をOFFにしておけば、以降のデータ消費がなくて安心です。「海外ローミング(データ通信)」の切替は「My楽天モバイル」の契約プランからできます。

低速モード│実際の使い心地

楽天モバイルの海外データローミングは高速モードであれば、普通に使えます。

しかし、まともに使うと2GBの消費は早いので、わたしは普段は低速モードを活用しています。

低速モードで回線の速度測定していると結構ばらつきがあります。実測は0.1Mbps~0.6Mbpsの間に収まりました。

128Kbpsが1秒間に16KB、0.1Mbpsが12.5KBなので遅い時でもほぼ規定値の速度は出ている状態です。

早い時は0.6Mbps(約75KB)出ています。平均すると0.3Mbps前後で実際には規定値より早いときも多いです。

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0.6Mbpsのキャプチャが取れたらアップします。

送信回線が0.6Mbps前後出ているのでタイミングにより、その速度が受信時でも出るようです。

ここでは私が実際に低速モードで使用している内容を紹介します。

メール、メッセージアプリは問題なし

低速モードの128Kbpsは、テキストを送るのに適正な速度といわれています。メール、メッセージアプリのテキストの送受信は問題ありません。

ただし、アプリによっては大量のテキスト読み込みで立ち上げにもたつく場合もあります。

LINEなどで使用するスタンプも問題なく送受信できます。

画像送信は時間がかかるので控えた方がいいです。送れないことはないですが、容量が大きいと送信エラーになることもあります。

YouTubeも意外に見れる!?

最低画質(144ps)に設定すれば、快適とは言えないですがYouTubeも見れます

本来の速度(128Kbps※約0.1Mbps)であれば見れません。しかし、低速モードでも0.1~0.6Mbpsの速度のばらつきがあるので見れるのだと判断しています。

ただし、最初の読み込みはものすごく遅いです。別の動画のサムネイル等を表示させるのにかなり時間がかかります。

ある程度ストリーミングが進めば、意外とスムーズに再生できます。おすすめは動画選びや動画再生を高速モードで行い、再生後に低速モードへ切り替えることです。

ただし、低画質であっても回線速度のキャパ以上のデータ量です。快適な視聴ではないことは理解しておきましょう。

これは秀逸│Alexaの朗読機能

一番使えると感じているのが“Alexaの朗読機能”です。ご存じかもしれませんが、Amazonが提供しているAlexaはKindle本の朗読機能があります。

ちょっとしたスキマ時間や移動時間に読めていないKindle本をAlexaに読んでもらっています。独特のAIなまりはあるものの、他のAI朗読スキルと比べるとかなり優秀です。

低速モードの場合、最初のアプリ読み込みから朗読指示には時間がかかります。しかし、読み始めたらスムーズに朗読してくれます。

Alexaの朗読機能はページを移動する際に数秒のラグがあります。そのラグがすこし長いかもと感じることはありますが、元々あるラグなので不満はないです。

もっとはやく低速モードで活用したかった使い方です。

まとめ。楽天モバイルの海外データローミング

今回は海外での楽天モバイルの海外データローミングについて、使い心地と注意点を含めて解説しました。滞在国の環境によっては多少の差が出るかもしれません。

しかし、海外データローミング対象国であれば問題なく使えます

実はわたしも海外でのデータローミングに不安を感じていました。実際に使ってみると「なんで、いままで使っていなかったのだろう」という思いです。

海外滞在中、「楽天モバイルでデータ通信を使おう」と考えている人の参考になれば幸いです。

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