どうも、楽天モバイルを海外で10か月間無料で使用した486です。11か月目は海外でのデータ通信が快適で、つい3GB近くまで使ってしまいました。
- 楽天モバイルは本当に海外で使えるの？
- 海外で日本の携帯番号を使うのは不安
- 海外でつかう時の注意点を知りたい
日本の携帯電話を海外でつかうと高額請求されるイメージがあります。楽天モバイルは海外赴任者や海外在住者にオススメと聞いたけど、実際に使用できるのか不安。
この記事では、楽天モバイルを実際に海外で使ってみて感じた活用法を紹介します。記事を読めば安心して、海外で楽天モバイルを使えます。
３つの点に注意して利用するだけで、楽天モバイルは0円運用ができます。
楽天モバイル│海外でも0円で使える３つのこと
楽天モバイルは海外でも0円で不便なくつかえます。海外でも特に重宝するのは以下3点です。
- 楽天リンク利用で日本への無料通話
- SMS受信(楽天リンク使用時は送信も無料)
- 海外データローミング(データ通信)1GB未満
順番に紹介していきます。
海外で楽天モバイルが使える地域については以下の記事を参考にしてください。
楽天リンク利用で日本への通話が無料
楽天モバイルは楽天リンクの利用で海外から日本への通話が無料になります。楽天リンクを使用すると他の海外への通話時も低価格の通話料金で電話できます。
楽天リンクは楽天モバイルが提供している通話/メッセージアプリです。自分の番号で使える「LINE(ライン)」をイメージするとわかりやすいです。
「LINE(ライン)」との大きな違いは相手がアプリを使用していなくても、通話ができることです。
「LINE(ライン)」等の通話アプリだと、相手側もアプリを使っている必要がありました。楽天リンクの場合は相手側がガラケーでも固定電話でもかけることができるので、相手がスマホを使えなくても負担なく使えます。
楽天リンクの特長
- 海外からの日本への通話が無料
- 相手側にアプリが必要ないのでガラケー/固定電話にもかけれる
- 日本のフリーダイヤルが使える
iphoneで楽天リンクを利用している方はOS標準アプリに着信が入ります。海外の場合、そのまま電話をとってしまうと着信でも通話料金がかかりますので注意してください。
iphoneでも楽天リンクからの発信はできます。海外滞在中は楽天リンクを使って電話を折り返しましょう。
楽天リンクは日本のフリーダイヤルへの通話もできます。
海外滞在中に日本のサービスに電話で問い合わせたいけど、電話番号がフリーダイヤルしかない。そんなときに楽天モバイルは海外から、フリーダイヤル通話ができるので便利です。
楽天モバイルは海外から、フリーダイヤル通話ができるので便利だよ。
SMS受信(楽天リンクを使えば日本への送信も無料)
楽天モバイルでは海外にいてもSMSの受信ができます。日本のサービスを利用しているとSMS認証を要求されることも多いです。
日本にいる時はできて当たり前のSMS認証ですが、海外にいると日本の電話番号がないと受け取れない場合があります。
わたしはもともと3大キャリアの電話番号をSMS認証のためだけに残していました。
楽天モバイルでのSMSは楽天リンクを使うと日本へのSMS送信は無料になります。海外データローミング(データ通信)ができる地域では滞在国内のSMSも無料です。
iphoneでの楽天モバイル利用者は楽天リンクでのSMSができません。iphoneでのSMS送受信はすべてOS標準アプリになります。
OS標準アプリでもSMSの受信は無料です。標準アプリで海外からSMS送信すると1メッセージあたり100円かかりますので注意しましょう。
標準アプリで海外からSMS送信すると1通(70文字)あたり100円かかるよ。
1GB未満の海外データローミング(データ通信)
海外でも楽天モバイルは1GB未満の海外データローミング(データ通信)は無料です。データ通信ができる国・地域についてはコチラの記事でまとめています。
海外データローミングは速度にバラツキはあるものの、安定して接続できます。
海外データローミングの実際の速度をツイッターで定期的につぶやいています。
とはいえ、本当に海外データローミングもデータ利用料1GB未満は0円で使えるか不安です。実際に楽天モバイルへ問い合わせをしてお墨付きをいただいたので安心して使っています。
海外データローミングも1GBまで無料。
2GBまで使うと3GB料金(税込1,078円)が適用されるので注意してね。
私は2021年5月から楽天モバイルを使用しています。
海外でも2022年2月までの10か月間しっかり0円運用できました。
3月は海外でのデータ通信が快適過ぎて、3GB近くまで使ってしまいました。
2GB以上使用しているのは低速モードも利用しているためです。海外データローミングについては以下の記事でも紹介しています。
海外で楽天モバイルを0円で使うための３つの注意点
ここで海外で楽天モバイルを利用するにあたって、注意したい３つのポイントについて紹介します。
注意したい３つのポイントは以下です。
- OS標準通話アプリで通話しない
- OS標準メッセージアプリでSMS送信しない
- 180日に一回はデータ通信を必ずつかう
順番に解説します。
OS標準通話アプリで通話しない
0円運用を行う上でもっとも注意したいポイントはOS標準通話アプリでの通話です。楽天モバイルは楽天リンクを使うことで海外から日本へ無料通話ができます。他の海外への通話も楽天リンクを使えばお得な通話料金です。
しかし、OS標準通話アプリで通話すると当然ながら通話料金が発生。海外での国際通話は着信側も通話料金がかかります。
特に、iphoneで楽天モバイルを使用される方は着信がOS標準通話アプリに入るので注意が必要です。Andoroidの場合は、楽天リンクに着信が入ります。
iphoneの方は本当に緊急な電話以外は着信を受け取らず、楽天リンクから電話を折り返すようにしましょう。
OS標準メッセージアプリでSMS送信しない
OS標準メッセージアプリを利用するとSMS送信料がかかります。海外からの場合、1通(70文字)あたり100円です。
楽天リンクを使えば海外からでも無料で日本へのSMS送信ができます。しかし、Andoroidのみ対応しています。残念ながらiphoneでは2021年6月から使えなくなりました。
iphoneで楽天モバイルを利用される方はLINE等のメッセージアプリを利用しましょう。相手側がメッセージアプリを利用できる環境にない場合、SMS料金がかかることを認識した上で利用しましょう。
標準アプリで海外からSMS送信すると1通(70文字)あたり100円かかるよ。
180日に一回はデータ通信を必ず行う
楽天モバイルを完全にサブ回線として利用される方も多いです。
例えば、以下の様な目的です。
- 海外滞在中に日本の電話番号を残したい
- 日本帰国時に使える日本の番号が欲しい
- 海外旅行に行った時だけ使えるスマホが欲しい
楽天モバイルは180日以上、回線の利用がないと回線が停止されてしまいます。サブ回線で放置していると使いたいときに回線が停止していることもあり得ます。
海外滞在中も、楽天モバイルでパートナー回線による海外データローミング(データ通信)を行うだけで解決できます。楽天モバイルをサブ携帯として放置中の方も月に一度くらいはデータ通信を利用して、利用停止を防ぎましょう。
まとめ。【0円運用】日本の携帯電話を海外でつかってみた
海外でも使える楽天モバイル。今回は海外でも0円で運用できる３つのコトと３つの注意点を紹介しました。
３つの注意点をあらためてまとめると
- OS標準通話アプリで通話しない
- OS標準メッセージアプリでSMS送信しない
- 180日に一回は海外データローミングを必ず使う(1GB未満のデータ通信)
３つの注意点を守っていれば、楽天モバイルは海外でも0円運用ができます。楽天モバイルは海外データローミングが2GBまでは日本同様に使えます。
データ利用量が1GBを超えると、980円(1,078円)かかるので利用量には注意しておきましょう。逆にデータ通信を利用しないと、180日後に電話番号の回線停止もあります。
楽天モバイルは通話料金とSMSに注意しておけば、海外データローミングで高額請求になりません。
ポイントを押さえて、日本の電話番号を0円で快適に利用しましょう。
